反射区とは?足裏と身体のつながりをわかりやすく解説

足揉みについて調べていると、よく目にする言葉があります。

それが**「反射区(はんしゃく)」**です。

「足裏には身体の地図がある」

「足のこの場所は腎臓、この場所は胃」

そんな話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

では、反射区とは一体どのようなものなのでしょう。

今回は、これから足揉みを学んでいくうえで基本となる「反射区」について、分かりやすく紹介します。

反射区とは?

反射区とは、身体の各部位や器官に対応すると考えられている、足などの特定のエリアのことです。

足には、頭部、首、肩、胃、腸、腎臓など、身体のさまざまな部位に対応するとされる反射区があります。

足裏だけではありません。

足の指、足の甲、足の内側・外側、かかと周辺などにも、それぞれ対応すると考えられている反射区があります。

この反射区を刺激する考え方は、リフレクソロジーやさまざまな足揉み健康法で取り入れられています。

「足つぼ」と「反射区」は同じもの?

日常では「足つぼ」という言葉がよく使われますが、厳密には「つぼ」と「反射区」は同じものではありません。

東洋医学でいう「経穴(ツボ)」は、身体にある特定のポイントを指します。

一方、反射区は一点だけを指すというよりも、身体の各部位や器官に対応すると考えられている一定の広がりを持ったエリアの事で、ツボがポイントの点ならば、反射区は面に近いです。

そのため、このサイトでは基本的に「反射区」という言葉を使っていきます。

足を身体の「地図」として見る

反射区を初めて学ぶときは、足を小さな身体の地図としてイメージすると分かりやすくなります。

たとえば足指には頭部や顔などに対応するとされる反射区があり、足の中央部には身体の中心部にある器官、かかと周辺には身体の下部に対応するとされる反射区が配置されています。

つまり、

足の上部 → 身体の上部
足の中央部 → 身体の中央部
足の下部 → 身体の下部

というように、大まかな身体の配置と重ねて考えることができます。

最初から細かな反射区をすべて暗記する必要はありません。

まずは、

「足全体に身体の各部位が対応していると考える」

という基本的なイメージから始めてみましょう。

反射区を押して痛いと、その臓器が悪い?

これは、とても大切なポイントです。

たとえば「腎臓の反射区」とされる場所を押して痛かったとします。

だからといって、

「腎臓の病気がある」

と判断することはできません。

足の痛みや硬さには、歩き方、靴、筋肉や皮膚の状態、その日の活動量など、さまざまな要因が関係します。

反射区を押したときの痛みだけで、病気を診断することはできません。

私自身は足を揉むときに、反射区の考え方を参考にしながら、

「どこが硬いのか」

「どこに強い刺激を感じるのか」

「右と左では違うのか」

といった足の状態を観察しています。

反射区は病気を診断するためのものではなく、足を観察し、足揉みを行う際のひとつの考え方として活用する。

足裏マッサージラボでは、このような立場で紹介していきます。

反射区は左右で違うものもある

身体には左右にある器官もあれば、左右どちらかに位置する器官もあります。

そのため、反射区についても左右の足ですべてがまったく同じというわけではありません。

左右両方に対応するとされる反射区もあれば、主に右足、あるいは左足に対応すると考えられているものもあります。

これも反射区を学ぶ面白いところです。

今後、個別の反射区を紹介するときには、左右どちらの足を見るのかについても分かりやすく説明していきます。

反射区は「点」ではなく「エリアであり面」

初心者の方にぜひ覚えておいてほしいのが、

反射区は小さな一点だけではない

ということです。

「あと3ミリ右を押さないと意味がない」

というように、一点を探し続ける必要はありません。

反射区はある程度の広がりを持ったエリアとして捉え、その周辺を触りながら、

硬さはどうか。

刺激の感じ方はどうか。

左右で違いはあるか。

と確認していきます。

反射区の図は場所を知るための「地図」。

実際の足揉みでは、自分の手で足を触りながら確かめることが大切です。

反射区を全部覚えてから足揉みを始める必要はない

反射区表を見ると、たくさんの名称が並んでいます。

「全部覚えないと足揉みができないの?」

と思うかもしれません。

そんなことはありません。

まずは足全体を揉む。

そして少しずつ、

「ここは何の反射区だろう?」

と調べていけば十分ですし、

最初から暗記しようとするよりも、実際に自分の足を触りながら覚えていくほうが、位置関係を理解しやすくなります。

足全体を揉むことを忘れない

反射区を覚え始めると、

「今日は胃だけ」

「腎臓のところだけ」

というように、気になる反射区だけを揉みたくなることがあります。

しかし、足裏マッサージラボでは、特定の反射区だけではなく、まず足全体を見て揉むことを大切にしています。

足指から足裏、かかと、足の内側・外側、甲、足首周辺まで。

足全体を確認したうえで、気になる反射区をより丁寧に刺激する。

これを基本として考えていきます。

反射区を知ると、足揉みがもっと面白くなる

何も知らずに足を揉むことと、

「このあたりには、こういう反射区があるんだ」

と知ったうえで足に触れることでは、足の見方も少し変わってきます。

毎日触れていると、

「今日はここが硬い」

「昨日とは感触が違う」

「右と左で刺激の感じ方が違う」

など、さまざまなことに気づくようになります。

その変化を観察することも、私が感じている足揉みの面白さのひとつです。

これから足裏マッサージラボでは、反射区についてもひとつずつ詳しく取り上げていきます。

ただ場所を覚えるだけではなく、

どこにあるのか。
どのように探すのか。
どのように揉むのか。

実際の足を使いながら、できるだけ分かりやすく紹介していきます。

反射区という「足の地図」を知ることから、もう一歩深い足揉みを始めてみましょう。

次回は「足揉みの基本」シリーズの最後として、

「足揉みに使う棒やクリームなどの道具」

について紹介します。


反射区について知っておきたいこと

反射区は、身体の各部位や器官との対応を想定するリフレクソロジーなどの考え方に基づくものです。

反射区への刺激によって特定の病気を診断したり、特定の臓器の病気を治療したりできることが、現代医学で確立されているわけではありません。

反射区を押したときの痛みや硬さだけで、病気の有無を判断しないでください。

By:footmassagelab